彩革の匠 (さいかくのしょう) 安富 好雄 |
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TEL: 03-3844-0222 〒111-0033 東京都台東区花川戸1-13-11 細谷ビル2階 |
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「採算が取れるかわかりませんが、こんな店があっても良いかと兎に角走り始めました。・・・僕も職人になりました。」 | |||||
シューケアのコーナー、コラムで紹介させていただいております安富好雄氏が、お店を出されました。
シューケア製品の輸入業の会社を定年退職され、革製品のケアメンテナンスを中核とした「彩革の匠」(さいかくのしょう)です。 その際に案内状が舞い込んだのですが、上は添え書きにあった言葉です。 退職されるのがメルトニアンブランドが無くなるのと時期を同じくしていたのが象徴的ですね。 在職中から普通の組織の人間とは一味違う方だと思っておりましたので、これからが益々楽しみです。 老後とか第二の人生とか、動物としては如何なものか?と常々思っていたのですが、この方にはやはり関係なかったようです。 シューケアに目覚めて20余年、「靴は濡らしてもよい」から「濡らさなければだめ」と自信を持って言い切っている、 私こと自称”シューケアおじさん”ですが、 長い間わが国の間違った常識を覆すには在職18年間一筋にやってきてもまだまだ氷山の一角をほんの少し崩した程度であり、 力不足を痛感すると共に消化不良のフラストレーションもたまってしまいました。 が、一方確実な手ごたえも感じていました。 そこで昨年末の定年退職を機に、消化不良を燃焼すべく、今まで蓄積してきた得意のシューケアを中心に、 「しまった!コーヒーをこぼしてしまった」等、水や油じみのトラブル対処や、 バックやレザーウエアなどの皮革製品のケアメンテナンスを自分に与えられた生涯の使命と考え「彩革の匠」を起ち上げることにいたしました。 「匠」などとはおこがましいのですが、その域に近づけたい、到達したいという強い願望を追い続けることにより、 こだわりと納得の行く仕事ができると考えるからです。 ”革は怖いもの、だから手をつけたくない”と信じている方々に、本当は「革はこんなことまでできるのですよ・・」ということを、 この仕事を通じて色々な形で発信できれば、革アレルギーの解消にもつながり、更に本革の素晴らしさに気付いていただくことによって、 自分の大切な持ち物がより一層愛おしくなることは間違いありません。 そしてわが国の”革好き仲間”が一人でも多くなることが、おじさんの最大の願いでもあります。 by安富 業務内容 ・靴 クリーニング・手入れ ・革製品(靴、バック、ウエアー等)の染み抜き・汚れ落とし ・革製品の補色・色染め ・レザーケア アドバイス 住所 『彩革の匠』 〒111-0033 東京都台東区花川戸1-13-11 細谷ビル2階 п@03-3844-0222 saikaku-sho@hotmail.co.jp | |||||
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「靴のお手入れ体験教室」のお知らせ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
安富 好雄氏が「靴のお手入れ体験教室」を始めました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
安富さんとの出会いは20年近く前。
僕が店をオープンしたての頃、工房で使うシューツリーを買いに東急ハンズへ行ったんですね。
でもよく考えたら、店をやってるんだから直接卸値で買えないか?とシューツリーの箱に書いてあった東京の会社に電話しました。関西のちっぽけな個人商店なんか相手にしてくれないかな、と思いつつ・・・その電話取ってくださったのが偶然にも安富さんだったんです。
「靴の修理の店をやってるの?関西で?どうぞ構いませんよ♪ご注文ください。一度お店のほうにも伺わせていただきますね」と、安富さん。
あらま、こんな簡単だったの?という思いと、わざわざ来てもらっても店見てビックリするんじゃあないかなぁ、という不安を感じつつ、後日本当に来店されました。
「いや〜、はじめまして、安富です。革靴ってね、水で洗ってやると生き返るんですよ、お水いただけますかぁ、あっ、大丈夫バケツ持ってきましたから・・・・」
と言いつつ、持参のバケツに水を汲んで、これまた持参の革靴を洗い出したんですね、これが20年前です。今でこそ靴のクリーニングなど、店もできるくらいに”靴を洗う”ということが定着してきた感がありますが、当時は革靴に水は大敵、防水スプレー1本槍の時代です。「えっ、ウソ!ほんま?大丈夫かいな?」と半分口に出そうになりながら、安富さんのニコニコしながら活き活きと靴を洗う姿に、ある種の感動すら憶えた記憶があります。
それからの数時間、洗うに始まって、このサイトでもさんざん紹介しているシューケアの基本を、マンツーマンで教えていただきました。
「目からうろこが落ちる」とは、まさにあのことですね。
それまでに少なくともどのお店でも、どんな情報誌でも、靴を洗う、シューケアは化粧をするお肌のお手入れ理論、を聞いたことはありませんでしたから、安富さんは日本の靴文化において、一石を投じ、そして山を動かした方、だと思っています。
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「シューケアコラム」、 でも登場の安富 好雄氏が熱弁! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
良質の靴がたくさん販売され履かれるようになりました。お気に入りを大切にしたいと思っても手入れの方法がわからない。 ケア用品は売り場に溢れるほど並んでいるのですが、何をどのように使ったらよいのかわからず、多くの方が困っている現状です。 「教えてくれるところがない」というのがおおかたの意見です。 「靴に水は敵?味方?」 「コーヒーやワインをこぼしてしまったら・・・」 「乳化性クリームって何?」 「スウェードは水に弱い?」 「防水スプレーはなぜ水をはじく?」 こんな質問にもシューケアアドバイザー 安富好雄が実演を交えて目の前でお答えします! お気軽にご参加ください。 by安富 |
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教室ではシューケアアドバイザー安富好雄が正しいシューケアの基本を各々持ち寄った靴で体験していただきながら楽しく教えてくれるコーナーです。 基本的には2月からの第2土曜日開催です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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